工具のメーカーはたくさんありますが、それぞれ得意な分野というのが存在します!また使い勝手の良いものを現役整備士が種類別にザッとおすすめのメーカーをまとめてみました。
ドライバーおすすめメーカー
どこの家庭にも一本は必ずあるであろうドライバー!ネジをナメさせない食いつきの良いドライバーメーカー2つと、全ての人にオススメなドライバーを一本紹介します。
Wera Tools ドライバー
1936年創立 ドイツのドライバーメーカーです。ドライバーの先端にギザがついたレーザーチップやダイヤモンドコーティングされたドライバーが有名です。自分もレーザーチップのものを使用していますが食いつきが半端ないです。ネジをナメさせない!
PB Swiss Tools ドライバー
1940年からドライバーを製造していてWeraと並ぶ有名で人気なドライバーメーカーです。スイスグリップという人気なグリップがあり好みがわかれますが香りづけされているモデルがあったりと面白い商品もあります。
VESSEL 電動ドライバー
日本のドライバーを主力とするメーカーです。値段も安くホームセンターでも絶対と言っていいほど置いてあるものでDIY好きな人におすすめなのですが。このVESSELさんから出ている「電ドラボール」という商品を是非皆さんに使っていただきたいです!!
普通のドライバーとほぼ同じサイズなのに、電動で早回しが出来ます!!これは最高にイイです!
ネジが着座する寸前で止めて最後に手で増し締めをおすすめします、勢い余ってネジがナメたりしないように注意が必要です!
コンビネーションレンチおすすめメーカー
片側がメガネレンチ、もう一方がスパナレンチとなってる工具のおすすめメーカーを紹介します。
Snap-on コンビネーションレンチ
1920年創業 アメリカの King Of Tools!工具好きに知らない人はいないでしょう。
そんなSnap-onにフランクドライブプラスというスパナ部分にギザが付いているタイプのものがあります。これは恐らく最強のスパナです。
全メーカーのコンビネーションレンチを使ったことがあるわけではないので「恐らく最強」と表現しましたがスパナじゃないと緩めることが不可能な物で錆びついて緩めにくい物でコイツで緩めれなかったらどのスパナを使っても無理!って思えるほどです。一度使えばすごさがわかります。
フランクドライブプラスのスパナでボルトやナットを本気で緩めると独特な傷が付いてしまいます。そのためバイクの整備をしている方や見える場所のボルトナットには使用しないか、緩めて傷が入ってしまったら交換することをおすすめします。
ギザがないバージョンのコンビネーションレンチもスナップオンにはあります。
ハゼット コンビネーションレンチ
1868年創立 ドイツの工具メーカーです。最高峰の頑丈さかつ壊れるときはしなってくれるコンビネーションレンチです。本体はスナップオンがミラーのようなメッキ加工されてるのに対してこちらは一般的に梨地と呼ばれるものです。梨地の物は滑りにくく工具が手から抜けてしまうことなく使用することが出来ます。
頑丈さ、壊れるときに破断する前にしなってくれる、オイルが付いた手でも滑りにくい梨地。トラック整備士にはもってこいのコンビネーションレンチですね笑
ラチェットおすすめメーカー
ボルトやナットの早回しをしたいときにラチェットを使用すると便利ですね。
NEPROS (KTC) ラチェット
ネプロスはKTCのハイブランド版といった感じです、90ギアのラチェットで送りかく4℃で狭い場所でも振り幅が小さく使用できるのが売りです!ネプロスのメッキはスナップオンとはちょっと違ったメッキで個人的にはネプロスのメッキの方が好きです笑
私も一本9.5sqのネプロスのラチェットを愛用しています。
Snap-on ラチェット
スナップオンのラチェットも今の所4つ持っているのですが、一番使用頻度の高いFX80という品番の首振りのラチェットがあります。こちらはラチェットの首の角度をロックしても使えますし、ロックフリーにして好きな位置で角度を保てるのでかなり便利です。
ボックス ソケットのおすすめメーカー
コーケン ZEAL ソケット
日本のソケットに強い工具メーカーです、日本ではマイナーな工具メーカーですが世界的には高いシェア率を持っていてヨーロッパの方ではソケットに関してはスナップオンと同等な扱いみたいです。
私はZEALというシリーズの9,5sqのソケットを一式持っているのですが硬く締まっててナメそうなボルト、ナットを緩めるここぞ!という時に使用しています。KTC、ネプロスの各ソケットも持っていますがヤバイ時にはZEALのソケットを使用します。
ラチェットのおすすめで紹介はしなかったのですが…空転トルクの軽さでZEALのラチェットも有名です。
今回はここまで!工具は作業の内容によってその場面で使い勝手が良いものが変わってきてコリだしたらキリがないものですね汗
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